2014年5月30日金曜日

ミルフォードサウンドには冬でも行ける、けど

 ニュージーランドは6月から冬。この冬にもミルフォードサウンドは凍り付くことなく、観光バスツアーは毎日クイーンズタウンから出ていきミルフォードサウンドで遊覧クルーズを楽しむことができます。けれど冬のミルフォードサウンドへの道のりは夏には気にしないことが様々出てきます。

 今年はニュージーランド航空がオフシーズンである5月、6月、7月に超格安航空券を販売した為か、例年ならゴールデンウィークが終われば日本人は全く見られないようになるのが5月から連日ミルフォードサウンドにも日本人の個人旅行者、観光ツアーバスがやってきています。これは6月も続きそうなことを聞いています。

 けれどさすがに冬のニュージーランドは寒くて、日中の時間が非常に短い時期です。これがミルフォードサウンドへの道のりにもいろいろと影響していきます。このことを日本からやってきたツアー客はNZに着いてから気づいているようです。まず先日の5/25に今シーズン初めてありましたが、雪のためミルフォードサウンドへの道は閉鎖となりました。また、この時期の日の出は朝の8時から8時半ぐらいになり、日の入りもPM5時ぐらいです。だからミルフォードサウンドへ観光バスなどで出発していく時はまだ日の出前で、帰ってくる途中から日も暮れて真っ暗の中をバスで走ってきます。

 これから6月、7月にニュージーランドにやってくる予定の方は真冬の服を用意してきてください。またミルフォードサウンドには観光バスも毎日のように出てますが、時には積雪や雪崩により道路閉鎖の時もあるということ、そして明るい時間帯に見れる素敵な大自然の景観も非常に短くて、一日が早く終わってしまうような感じになることを覚悟していてください。


(5月29日のミルフォードサウンドの遊覧クルーズから見られたスターリングの滝。実はこの日もミルフォードサウンドへの道のりには積雪がありそうと心配されたのですが、朝方だけ雨となって日中はこのように青空も覗く快適な遊覧クルーズとなりました。)


(ミルフォードサウンドは5月中旬から大雨が続いていて、おかげでミルフォードサウンドも、またその道のり途中もどこもかも連日大きな滝が見られています。5月29日にはボーエンの滝も大瀑布のため素敵な虹がかかる姿を見ることができました。)


ミルフォードサウンドへの道のりの道路状況はNZ交通管理局の特別サイトで分かります。毎日AM7.30には道路状況が更新されます。道路閉鎖などの情報以外にスノーチェーンが必要や、道路凍結情報まで分かります。)


(NZブリーズのサイトの中のミルフォードサウンド情報ページを更新しました。ミルフォードサウンドへの道のりとミルフォードサウンド自体を訪れて120%満喫するための旅行情報をより充実させました。是非覗いてみてください。http://www.nzbreeze.co.nz/contents/accom%20info/milford%20accom/milford%20sound%20accom%20and%20map.htm )
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