2015年2月1日日曜日

NZ旅行中にWifiなしで日本語マップをスマホで見る方法

 ニュージーランドへの旅行中にインターネットにつなぐことなくオフラインでスマートフォンやタブレットのGPS機能を利用して地図を見ながら観光することができればいいと思いませんか?

NZブリーズではNZの主な観光地やトレッキングルート、レンタカードライブ周遊ルート、そしてマス釣りスポットなどをグーグルマップにこれまでもたくさん公開してきました。このグーグルのNZブリーズ自作マイマップとオフラインでもNZの地図が見ることのできる無料アプリを併せて使うことによりNZ観光旅行中のナビ代わりに日本から持参のスマホでもできることを紹介します。

このようなことはグーグルマップでも十分出来ると思われるでしょう。以前は確かにグーグルマップはオフラインでも見れました。今はそれをするには少しテクニックが必要です。また以前はグーグルマップに自作したマイマップもオフラインで活用でき、ストリートビューもマイマップから見ることができたのですが、復活されると言われ続けて1年ぐらい経つようになっています。

NZでの旅行中は特にWifiが使えない環境下の方が多いことになるでしょう。まして日本から持参のスマホなどではオンラインにつなげられても料金や時間制限、Byte制限のことを考えると継続して地図を見ることもなかなかできないと思います。

そこでオフラインでもNZマップを閲覧できるアプリを利用して、加えてNZブリーズが作ったマイマップを使ってもらうと快適なNZ周遊旅行ができるのではないでしょうか。

NZブリーズ自作のマイマップを利用すると、そのマップにはお勧め&人気の観光スポットやドライブルート上の立ち寄りスポット、お店やレストランの日本語表示、グーグルマップでは検索しにくい人気トレッキングルートや釣りスポットの入口などがまとめて載せられているので事前確認と当日のナビゲーション代わりにも利用できます。このNZブリーズ自作マイマップをNZ旅行に活用していただくにはまずご自身のグーグルマイマップにこのNZブリーズ自作マイマップを移行(インポート)することから始めます。

・グーグルマイマップを作成する方法は次のブログに詳しく書かれています。”新しいGoogleマップでのマイマップを作成して共有する方法http://hep.eiz.jp/201403/share-google-map/

NZブリーズ自作マイマップからKMLファイルをエクスポートしていただき、一旦ご自身のPCなどに保存後、ご自身のグーグル・マイマップにインポートして下さい。ガーミンなどのカーナビをNZ旅行に持ってくる場合もこのKMLファイルをエクスポートしてからGPXファイルに変換後カーナビにインポートすることも可能になるでしょう。以下のスクリーンショットはNZブリーズ自作マイマップの中の”クイーンズタウン市街地 観光&レストラン&バス停マップ”のKMLファイルをエクスポートする手順画面。

このKMLファイルをエクスポートする際に地図全体ではなくてレイヤの部分(このマップでは”クイーンズタウンの観光スポット”)をエクスポートしてください。


*このグーグル・マイマップをそのままスマホで利用することもできます。但しNZ国内でもオンライン状態が必要になります。
グーグル・、マイマップのアプリはこちらでhttps://play.google.com/store/apps/details?id=com.google.android.apps.m4b&hl=jaダウンロード可能(Android端末用)

(グーグルマイマップのアプリ利用で”クイーンズタウン市街地 観光&レストラン&バス停マップ”を開いた状態。青色丸印がGPSで認識された現在地。このように画面上にはアイコンでしか表示されず、アイコンをタップするか、画面スクロールしたらそのアイコンのお店やレストラン、最所スポットの名前、詳細が分かります。但しインターネットに接続状態が条件です。)

(グーグルマイマップからナビゲーションも可能に復活してます。画面は森林アイコンのキウィバードライフパークをタップした際のNavigateマークが表示されたところです。やはりこれもオンライン環境が条件です。)

アイフォン(iPhone)利用者はマイマッププロというアイフォンアプリをダウンロードすればNZでのオフライン環境下でもグーグルマップやグーグルマイマップを見ることができるようです。
マイマッププロの紹介はこちらのブログがいいでしょう。http://iphone.oshiete-kun.net/2013/09/8289.html
またアイフォンプロのi-Tuneショップはこちら https://itunes.apple.com/jp/app/my-maps-pro/id645415779?mt=8

私はアイフォンを持っていないAndroid端末利用者なので、オフラインでアンドロイドスマホを利用してマイマップをナビ代わりに使うことができないものかと考えて見つけた結果が次の方法です。

オフラインでもマップを見ることができる無料アプリとして現段階では最も評価の高いOruxMapsを利用して、その中に自作マイマップをインストールしてナビ代わりにするのが最良の方法だと思います。OruxMapsはカーナビアプリではないので実際のナビとしては不十分ですが、すでに持っているスマホをオフラインで見ながら町歩きや観光ドライブに活用できるナビ代わりには十分使用できるでしょう。 
このOruxMapsについての紹介はこちらのブログhttp://appllio.com/20140110-4744-app-offline-oruxmaps で紹介されています。またGooglePlayのダウンロードページはこちらhttps://play.google.com/store/apps/details?id=com.orux.oruxmaps&hl=en

このOruxMapsはグーグル・マイマップを入れ込みマップに合成表示させることもできます。まずはマイマップのKMLファイルをPCに保存後自前のスマホに移行+保存させます。私の場合はスマホのSdカードの中のDocumentフォルダーの中にこのマイマップファイルを新規で作り、そのファイルの中にこのエクスポートしたKmlファイルを保存するようにしました。

そしてOruxMapsで作っておいたNZで閲覧することになるマップにレイヤとしてこのマイマップデータを入れ込むことによりマイマップに挿入していたお店や観光スポットの場所、経路が日本語で表示されることになります。

この作業を行うにはOruxMapsで作っておいたNZのマップをまず表示させます。そして開いた画面の右上の地図マークをタップしたら出てくるメニューの中の”ロードKMLオーバーレイ;Load KML Overlay"から行います。OruxMapsではマイマップからスマホに移行&保存したKMLファイルはStrage/Sdcard/Documentsという表現の階層の中にあります。


すでに作っておいたクイーンズタウンの市街地マップ(ベースはOpenStreetMap Cyclemapを使用)にNZブリーズ自作マイマップの”クイーンズタウン市街地 観光&レストラン&バス停マップ”をオーバーレイさせて、オフライン状態でスマホ表示させたのが以下のスクリーンショット。赤矢印がGPSで認識された現在地です。このように画面は見づらくなるけど、自作マイマップでインプットしたデータはマーカーと日本語表記で表示されます。


この方法でさらにカーナビ代わりにも活用できるでしょう。下記のスクリーンショットはグレノーキーへの一日ドライブマイマップをオーバーレイさせた画面です。現在位置の赤矢印の前方にはマイマップで入力されていた見どころスポットの’BenettsBluff”に車が近づきつつあるのが分かります。また緑色の実線はNZブリーズマイマップに入力されていたドライブルートです。このデーターまでオーバーレイされて表示されます。


そして画像上の店名や見どころスポットをタップするとマイマップ上でインプットしていたその場所の詳細が表示されます。例えばお店の住所や開店時間やTel番号なども表示できるでしょう。但しマイマップに入れ込んだ写真は表示されません。


OruxMapsでは実はオンラインであればグーグル・ナビゲーターを利用することもできます。下のスクリーンショットはクイーンズタウンの町の中の現在地から車でキウィバードライフパークまでのナビゲーションを表示した画面です。


このようにアイフォンやアンドロイドスマホをNZにもってきてNZブリーズ作成のマイマップを利用してもらうとガイドブックのマップやカーナビなどが必要のないNZ個人旅行、NZレンタカー周遊ができると思います。 
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